活動の目的
島でのさまざまな活動を通じて、これまでの「つくる」を問い直し、これからの「つくりかた」を探求していきたいと思っています。ゆくゆくはこの地域でプロと素人によるものづくりが文化となり、改修物件が集落内に点在し、くらしの見本市として集落の新しい風景となればと思っています。
活動の経過
今年度は実際に「つくること」を活動の主眼に置き、①島内のBarの改修と民家の改修をおこないました。①では近くの建設会社から使う予定のない眠っていた木材をいただき、あえて曲がったままの材料を組み合わせながら床を張りました。手間はかかりましたが、面白い仕上がりになりました。②では外部からの参加者を募り、イベント形式で6daysのワークショップを行いました。島内の民家を解体し、昔からの手法で竹を割り、竹小舞を編み、土壁を塗りました。
活動の成果
今回実施した6daysワークショップをすべて参加してくれたご家族の作業する姿をみて、つくることの楽しさ・面白さをより多くの人に知ってもらいたいと思いました。かつては大工や左官などの職人が集落内におり、プロによる建物の建設や修繕と、自分たちでつくっていた部分が自然と発生していたようですが、いまでは集落内の高齢化、職人不足から建物の修繕をおこなうハードルが高くなっています。そのような背景において、つくることから様々な学びを得ようとするコトやバがこの集落内に発生したことが非常に意義あることだと思います。
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久比 Bar邂逅の床張・天井張り 地域の大工さんと近くの建設会社から木材をいただき、その曲がったままの材料を使用して床を張ってみようと考えました。参加者4人とともに2日かけてほとんど完成することができました。
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参加者7人と久比集落の探索と壁・床の解体などをおこないました。こわすことで見えていなかった部分の様子や建物のつくられ方を身をもって感じる経験になったのではないかと思います。
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参加者6人と床組と壁の竹小舞編みをおこないました。前回採ってきた自生した竹を割る作業や縄で編む作業など自らの手でつくることができると実感する機会になったと思います。