活動の目的
播磨灘の東に位置する家島は、44の島々からなる諸島であり、約2200⼈が家島本島に居住している。家島は坂や階段が多いため、⾼齢者にとって住みづらく、また、島の産業である採⽯業や海運業の需要縮⼩などから、島外への⼈⼝流出に伴う著しい⼈⼝減少が生じた。そのため、島をいかに存続させるか、⼈⼝減少と空き家の増加への対策が必須となっている。
本活動の目的は、学⽣が⼈⼝減少や空き家の増加など地域の課題を実体験し、問題解決のための⼀助となる活動を⾏う事である。また、⼤学⽣が関係⼈⼝となり家島の魅⼒を発信する活動を⾏うことにより、家島の地域創⽣の⼀助となるばかりでなく、学⽣⾃⾝の将来の居住地として、また起業する場として家島での暮らしが選択され定住⼈⼝になることを目指している。
活動の経過
2024年度は継続的に学⽣が家島と関わるための拠点づくりと住⺠の⽅と交流できる機会を確保するための活動を実施した。
まず、「2ヶ月1回、ゼミ単位で活動する」と目標を決め、活動を行なった。
1点目の学⽣の活動拠点づくりについては、空き家を貸していただき、残された荷物の整理と運び出しを⾏い、学⽣の⼿で可能な限り改修を行った。
2点目の島⺠の⽅との交流できる機会の確保については、2025年4⽉19⽇開催『家島交流フェスティバル』にて模擬店出店と2024年度ゼミ活動報告にて、空き家の改修活動、フィールドワーク成果を島内にアピールし、学⽣の活動を島⺠の⽅に理解していただく機会を得た。
2024年
5月 会議・空き家改修活動の開始
7月 空き家改修活動(残地物の撤去)
8月 有志だけで空き家改修活動(残地物の撤去)
9月 2日間の活動:空き家改修活動(残地物の撤去)と島の事例研究、
島内探索を行った
10月 新メンバー2年生とともに空き家改修活動(室内清掃など)
11月 2年生による島内探索(フィールドワーク)
2025年
2月~3月 4月イベントの現地打ち合わせ
4月 家島交流フェスティバル
活動の成果
島の空き家の利活⽤の1つの事例を作ることができた。
家島での学⽣の活動拠点となるセミナーハウスの整備を着実に進めることができた。セミナーハウスの名称を『家島Base』と命名した。
また、私たちの大学のみならず、兵庫県立大学が授業の一環として当該空き家を施設快適度の向上のためにDIYを実施するなど家島での学生の活動拠点として機能し始めている。
『家島交流フェスティバル』では、多くの島⺠の⽅が模擬店に来てくださり、学⽣と島⺠との交流ができた。また、ゼミ活動報告では、約20名ほどの⽅が発表に参加してくださり、学⽣の存在と活動を知っていただくことができた。
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空き家改修活動の様子①
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空き家改修活動の様子②
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家島交流フェスティバルにて模擬店出店