活動の目的
京浜島、大田市場、天王洲、高輪をつなぎ、「TOKYO CANAL LINKS」として一つの面にしていく。
活動の内容
羽田~京浜島では地場産業とアートとのコラボレーション、天王洲ではアートマルシェ、高輪ではアートフェアを行い、点をつなぎ一つの面にしていく。
「鉄工島FES」は一つの発火点となり、鉄工所の文化的な価値に多くの方々が触れる機会を作ることができたが、次のステップとして羽田地区から範囲を広げ、京浜島、天王洲、高輪をつなぎ、「TOKYO CANAL LINKS」として一つの面にしていく。
参加作家、参加人数
参加作家:SIDECORE/西野逹/快快/さわひらきcurated by 中野仁詞 /∈Y∋/市川平/中島崇/鯰/ケケノコ族/VISCUM FLOWERSTUDIO/INDUSTRIAL.JP/平田尚也/
参加人数:3,000 人(フリースペース含む)
他機関との連携
アーツカウンシル / 大田区 / J-WAVE / 須田鉄工所 / 北嶋絞製作所 / ゑびす興運 / ムソー工業 第一工場 / 清新工業所 / 光機械製作所 / 池田印刷 / 西商店 / BUCKLE KOBO
活動の効果
今年の活動により、AERA dot.での「OMATSURITOKYO」や「地域人」にとりあげていただいた。
制作にあたり、アーティスト、リサーチャー、工場のメンバーとのコミュニケーションがうまれ、工場のメンバーも単に場所を貸すのではなく、自分たちも積極的に参加し、出演し、祭りを共につくりあげてくださった。そのことにより、来年度の展開もみえてきた。
活動の独自性
2019 年は、地域の歴史を紐解き、その地域に残る文化を掘り起こすことができた。
地理的、歴史的に縦に横にリサーチするところからスタート。そのリサーチ結果は、高輪での「TOKYO CANAL LINKS」にて発表していただいた。発表いただいたリサーチから「羽田節」に焦点を当て、「快快」の新しい作品ができた。
総括
羽田にかけては水辺の文化が栄え、「羽田節」という漁師がもともと車座で手拍子だけで歌う民謡が昭和30 年まで残っていたという。
今回は、「快快」主宰の北川陽子、日本の祝祭とアジアを中心とする各地の地域文化を追いかけるライター大石始とリサーチするところからスタートした。
そして、このエリアならではの祝祭のあり方を提案できたと考える。
https://dot.asahi.com/brandstory/1910wwtokyo/2020010800091.html
(ドキュメント限定公開)
https://youtu.be/vJGLozs3LXs
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北嶋絞製作所での快快パフォーマンス「HANEDABUSHI」の様子
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北嶋絞製作所での快快パフォーマンス「HANEDABUSHI」の様子
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北嶋絞製作所での快快パフォーマンス「HANEDABUSHI」の様子