活動の目的
文化・芸術活動を通して多様な人々が境界を越えて交流し、島の内包する力や隠れた人材・宝物に気付き島に暮らす幸運を共有し、地域社会が経済に優先して精神的豊穣を得ることを目的とする。
活動の内容
10月24日 Hakase-sunライブ(政彦神社)
10月27日 Hakase-sunライブ(はまぐりデッキ)
10月26日 映画「盆唄」上映会&岩根愛トークライブ(新上五島町鯨賓館ホール)
10月27日 映画「盆唄」上映会&岩根愛トークライブ(五島高等学校メモリアルホール)
11月1日 向井山朋子 上五島高等学校講演
11月3日 シンポジウム「五島神楽の継承と未来」
11月4日 向井山朋子ピアノコンサート
「人生を変えてしまうメロディー」
参加作家、参加人数
Hakase-sunライブ(政彦神社)約100名
Hakase-sunライブ(はまぐりデッキ)約50名
「盆唄」上映会&岩根愛トークライブ(新上五島町鯨賓館ホール)約20名
向井山朋子 上五島高等学校講演 約40名
五島神楽シンポジウム 約30名
向井山朋子コンサート 約250名
他機関との連携
新上五島町役場、上五島神楽保存会、有川神楽保存会、政彦神社、長崎県立上五島高等学校、上五島ガイドの会、はまぐりデッキ
活動の効果
新上五島町では秋の例大祭が2カ月にわたって毎週末のように行われている。2カ月の神楽奉納スケジュールを作成したことを神社関連、行政中心にとても喜んでいただいた。国際的ピアニスト・向井山朋子氏のコンサートでは、子どもたちやお年寄り、高校生などが普段接する機会のない音楽に接することで、初めは戸惑っていたが、最終的には感動していた。体験してもらう機会を作ることが文化芸術の重要性の理解に繋がると感じた。
活動の独自性
新上五島町では2カ月間にわたって五島神楽が奉納され、約55回2時間弱の神楽奉納という舞台(餅まきのお土産付き)が開催される。
総括
今回から活動拠点を五島市から新上五島町に移し、新上五島町を中心に芸術祭を開催した。伝統ある神楽と尖った文化芸術活動を融合させるコンセプトが明確になった。そして神楽が奉納されている地域は老若男女が自ら盛り上がっていて、人口が減っていないそうだ。これは特筆すべきことだと思った。五島市では旧盆の時期に念仏踊りが11地区奉納され、正月には特徴のある獅子舞が三井楽地区で奉納されている。伝統芸能を軸に芸術活動を融合して、最終的には五島列島全体をつなぐ芸術祭となることを目標に継続していきたい。
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11月3日 シンポジウム
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11月4日 向井山朋子ピアノコンサート
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