活動の目的
コンテンポラリーダンスワークショップを通して子供達の自己表現力を引き出し、子供同士の協調と相互理解を深めることで非行やいじめの防止を図り、将来的に地域文化の向上と人材育成に貢献することを目的とする。
活動の内容
対象校:川部小学校、勿来高校、養護学校くぼた校
6/21.22 第1回ダンスワークショップ
7/12 第2回ダンスワークショップ
9/20 第3回ダンスワークショップ
9/27.28 第4回ダンスワークショップ
10/20.21 第5回ダンスワークショップ
11/4 第6回ダンスワークショップ
11/5 川部小学習発表会
12/21.22.23 勿来高校・養護学校ワークショップ
並びにサロン祭りでの発表会開催
参加作家、参加人数
ワークショップ:川部小25名、勿来高校演劇部7名、養護学校くぼた校5名、
指導者:セレノグラフィカ2名、NPO法人ダンスボックス1名、(毎回)
一般参加者・来場者:350名
スタッフ:76名
他機関との連携
NPO法人ダンスボックス:ダンスワークショップでの連携
筑波大学・芝浦工業大学学生:運営スタッフとして連携
活動の効果
今年度ワークショップを希望した川部小学校5年生25人のクラスは昨年まで子供達が荒れていて授業にも影響が出る状況であった。
今回、ダンスワークショップを6月から6回ほど開催したが、最初から興味を示し2回目からはのびのびと自分の個性を見いだして表現するようになった。毎回この授業が待ち遠しいとの声が届いた。
活動の独自性
川部小では毎回終了後校長室で子供達の変化について話し合いを行った。サロン祭りでの発表会では、文楽人形遣いのプロや和太鼓奏者等のアーティストとコラボレーションを行い、それを地域の皆さんに見てもらう発表の場とした。子供達も障がい者も区別なく交流を図ることができた。
総括
この事業の学校での評価は高く、校長会などで話題になっている。受け入れを希望する小学校は多いが1度に参加できる人数は25人程度と限られ、当該校は数校に絞られてしまう。3年目から今まで経験した子供達が放課後活動として学校の枠を越えてワークショップを実施できるような環境作りに着手したいと考えている。特に養護学校の生徒は卒業してもワークショップに参加するために学校に来ると先生が話していることから、地域内交流や社会参加がさらに進む方向性を見つけ出していきたい。